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ご訪問くださる皆様へ

胸の中にある想いが溢れ出し・・・

こぼれてゆく心を綴る為に、このブログを始めました

過去に遡って書き出した為

その時の「想い」「情景」が蘇り、胸が詰まって言葉にできないことが多く

なかなか進みません

niceやコメントもたくさん頂きありがとうございます

現在と過去を行き来しているため、お返事できなくてごめんなさい

つたない言葉で綴るため、お見苦しい所もあるかとは思いますが

暖かく見守っていただければ幸いです

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彼の素顔 [出逢いの時]

 *** 出逢いの時 Ⅶ ***

 

深い紅葉の森の中を、車は進んでゆく

 

しばらくして

やっと言葉が出るようになった

 

少しずつ、会話の中から見えてくる

初めの印象とは違う、日常の彼の姿

 

彼は飾らず素のままを語ってくれた

 

 

特定の人を作る気はない

今まで、たくさんの人とつきあっていると

自分のイメージと違うと

すぐにでも「ごめんなさい」と断る事もあると

お互いに感じるものがあればOK

普通にお茶したり、映画見に行ったりする

そんな女友達はたくさんいるよ

でも

「追わない、追われない」それがルールだと

自称、遊び人だから

干渉しない、束縛しない関係がベスト!

と笑いながら言う

 

確かに

女の人が寄ってきそうな雰囲気

とても魅力的な人・・・だけど

優しさと同時に、突き放すような冷たい雰囲気も

 

初めに感じた印象と違い、明るく笑う彼

 

アンバランスな

両極端な雰囲気を、彼の中に感じながらも

 初めに本音を言ってくれたので、少し気が楽になった

 

でも、まだ半信半疑

彼の仕事は一般的に言う、お堅い仕事らしい

・・・

言ってることがホントかどうかわからない

何よりも・・・・・なんで

女の人に不自由してなさそうな彼が

私とココにいるのだろう?

私はどう見ても普通の人

と言うより、、、真反対かも・・・

 

不思議に思い、聞いてみた

なぜ、私に会いたいと思ったんですか?

私の問いに一言

 

なんとなく

 

彼にとっては

たくさんある出会いの中の一つにすぎない

特別な意味はない出会い

誰でもいいんだ・・・

 ・・・

そう思ったら

ガチガチに緊張して

舞い上がってる自分が可笑しくなって

思わず吹き出しそうになる

 

いつの間にか緊張の糸がほぐれ

彼よりもおしゃべりになっている私がいた

 

 

車は彼の住む街へ・・・

 

ここから

彼の表面に見えない素顔を知ってゆく

深い闇ではない、また違う彼の心の中を

 

それは

心の中に光が差し込むような感覚

初めて感じる感覚だった

 

心の中の光

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